<MIX詳細解説>【五十嵐響子誕生日2018】恋のハンバーグ♪-Acoustic.Ver-【歌ってみた】

MIX詳細解説

普段あまりやらないタイプのMIX依頼を頂き、面白い感じにできましたので書いてみます!
今回は作業の時系列順で書いていきます。

Vocalの閣下さんは録り音も良く、ボイストレーニングに通っていた経験もあり基礎もしっかりしていてとてもMIXしやすかったです。
歌、イラスト、デザインなど多方面でご依頼募集中とのことですので気になる方は是非フォローしてみてはいかがでしょうか。


完成音源はこちら


 

MIX詳細解説

ラフミックス

まずは受け取ったトラックをDAWに読み込ませ何度か再生してみます。
この段階でオケとボーカルの音量バランスをある程度整えておきます。

オケ-7.5dB、ボーカル-1.4dBとしました。
オケ1本、ボーカルトラック1本、セリフ1本のシンプルなアコースティックアレンジです。
最終的な完成時はオケ1本、ボーカル2本、セリフ2本、FX5本、バス2本の12トラック構成になりました。

また、ラフミックス段階でどんな雰囲気で完成させるか決めておきます。

今回は、アコースティックアレンジということで特にハモリ生成の依頼もなかったので大きめのホールでボーカルさんが弾き語りをし、バックにパーカッション(ドラム)がいるようなイメージでMIXしてみました。

アコースティックに良く合う綺麗に響くホールの鳴りを表現したいですね!

ボーカル音質調整

普段は先にピッチとタイミング補正をするのですが、歌声がなんだかいい感じだったので先に音質調整から始めてみました。

ボーカルさんの使用機材

インターフェース:audient iD4

マイク:audio technica AT4040

とのことです!コスパの良い定番的な構成です。
初心者用機材から一歩先に行きたいボーカルさんは是非試してみてはいかがでしょうか。

トラック構成です。

  1. main …メインVOパートです。
  2. main_C …落ちサビで静かになる部分。空間系FXを強めにしています。
  3. serifu_DL …途中で大きくディレイが入るセリフ部分です。
  4. serifu …通常のセリフ部分です。

FX、バス構成です。

  1. RV
  2. RV_hall
  3. DL
  4. DL2
  5. DL_Pingpon
  6. [BUS]Vocal
  7. [BUS]Serifu

 

各トラック解説

大まかな音質づくりはどのトラックもmainトラックと大体一緒です。
エフェクト無しの録り音とミックス作業後の音質比較を準備しました。
(ピッチ、タイミング、音量はどちらも補正済みです。)

録り音
ミックス後

 

ボーカルトラック(全トラック共通)

  1. ProEQ
  2. Waves MV2
  3. Waves Kramer PIE
  4. Nomad Factory PulseTecEQs

 

1.ProEQ

Studio One付属の便利EQです。
ボーカルトラックには環境音やノイズなども含まれていることが多く、この後のコンプレッサーなどで持ち上がって目立ってきたり、マスタリングなどの処理で低域が持ち上がってくる原因などになります。

ボーカルの音域には不要な80Hz付近~120Hz付近あたりからローカットします。
今回は80.9Hzからカットしました。

EQで複数の処理をするときは極力分けて処理した方が分かりやすい為おすすめです。
例えば、ローカットするEQ→音質を作るEQ→コンプ→コンプ後の調整をするEQなどです。

2.Waves MV2

パラメータの少ない時短系コンプレッサーです。
ローレベル(小さい音の持ち上げ)とハイレベル(大きい音の圧縮)に分かれているメータを動かすとコンプレッサーが掛かります。

小さい音は大きく、大きい音は大きくならないよう抑えるようにできておりボーカルをある程度ならしてくれます。
この後の処理が楽になるのでボーカルトラックには大体いつも使っています。

3.Waves Kramer PIE

次にコンプ選びです。Introのしっとりしたサビメロディをループしながら選んでいきます。

ボーカルの音質にも大きく影響してくるコンプですが、サビなどダイナミクスが強くなるところを基準に再生しながら決めると良いと思います。
今回は全体的にしっとりしてダイナミクスも大きくはなかったのでとりあえずIntroで確認しました。

サビで音程が上がるところにパリっとした妙な可愛さを含む成分があり、そこが大変気に入ったので、その部分を強調して一番かわいくなるようにしたいと思いました。

エフェクト処理はある程度目的意識を持って使っていくと上達しやすいです。どんどんトライしていきましょう。

・VC76(1176系)
→割とソリッド感のある抜けの良い音が得られます。今回は逆にその感じが合わないなぁと感じました。

・VC2A(2A系)
→クリアでナチュラルな掛かりでバラードによく合いますが、なんか物足りなかったので差し替えすることにしました。

・VC160(dbx 160系)
→少しコンプ感が強いかなと。

・PIE
→ハマりました。高域に入った瞬間「あ、可愛い」とついつい口から洩れました。

早速ゲインリダクションが2dB~5dB付近になるように調整します。
スレッショルド以外のパラメータは完全にプリセット任せです。

4.Nomad Factory PulseTecEQs

最近キックの音作りに使い始めたEQですが、ボーカルでうまい使い方は無いかなと模索してみました。
結果、ほぼプリセなんですが12kHzの空気感と500Hzの温かみ部分を若干ブーストしました。

また、このEQを最終段にしてOutputで音量を調整しました。

FXトラック

大体どのトラックもプレートリバーブ→ホールリバーブ→ディレイの順番で刺しております。
また、空間系FXの後は必ずEQで余分な低域と高域をカットしています。
この処理を加えることで最終的なエフェクトの馴染み具合が結構変わってきます。

FXの使い方は各トラックにインサートではなく、センドを使います。
エフェクトの掛かっていないDry音とエフェクト音であるWET音のバランス調整が楽で、かつ複数のトラックに同じエフェクトを使用してもCPU消費が一定です。
特に理由がない時はセンドを使ってFXを掛けましょう。

Waves Abby Road Plates

設定項目も分かりやすく、音も良いプレートリバーブです。
リバーブはいくつか持っていますが、大体これで決定します。

プリセットが多いのでほぼ選択するだけでいいのですが、少しかかり方が薄いなと感じるときはDAMPERのパラメータを上げていくことで調整できます。
また、TREBLEとBASS CUTを調整してリバーブの反響音自体の音調整ができます。
こちらも効果が高いので是非試してください。

EastWest QL Spaces

IRと呼ばれる録音データのようなもので反響を作るタイプのリバーブです。
このタイプのリバーブはあまり調整パラメータが無く、お手軽です。

ただ、逆に調整できないことで音源ソースに良く合うプリセットを見つけ出す必要があります。
今回はホールで演奏している感じを出すためにホールリバーブのプリセットをいくつか選んでイメージに近いものを選択しました。

Waves H-Dalay

歌とオケを馴染ませる用途に良く合うディレイだと思っています。
BPMに合わせたピンポンディレイで設定するのですが、注意点としてデフォルトでANALOGというパラメータがONになっています。
サーっというノイズが発生しますので特に理由が無ければOFFにしてしまいましょう

ハイカット、ローカットのパラメータもこの後段でEQを使って調整しているので不要です。OFFにしましょう。

H-Dalayはもう1トラックあるのですが、これは最も曲が静かになる落ちサビでさらにエフェクト感を出すためにFEEDBACKを上げたものを使っています。その他は同じパラメータです。

Beat Dalay

Studio Oneの付属ディレイです。
実に普通な感じなんですが、これ良いですよ!!過激にディレイを掛けたいときは使っています。
もう、「やっほー!(やっほー!やっほー!やっほー!)」って感じです。綺麗に返ってきます。

「お料理、得意なんです」
などのセリフでエコーが思いっきり返ってきている部分はすべてこのディレイで作っています。

BUSトラック

VOCAL、セリフのバス共に使っているプラグインは同じです。
アウトプットの音量だけを調整して変更しています。

一見、あまり意味が無いようですが、ボーカルとセリフが同時に鳴ったときに同じBUSに入っていると、入力が過大になりコンプレッションやリミッターが大きくかかります。

ハモリなども同様の状態になるので、別BUSで処理したほうがきれいにまとまることが多いです。
また、合唱などでの複数人の場合は同じBUSで処理したほうがまとまりが良いです。

  1. Waves NLS Channel
  2. Ozon8 Dynamics
  3. Limiter
1.Waves NLS Channel

コンソールシミュレーターです。
アナログの実機で存在するミックスコンソールに入れたときの音をシミュレートしてるらしいですよ!
↓こういう感じの機器です。

Marboon / Pixabay

個人的な認識なんですが、SPIKE→シャキッとしてる MIKE→ドシッとしてる NEVO→落ち着いてる
ですかね。
偏見はなしにとりあえず選んでみて一番しっくりくるものを選択しています。

今回はアコースティックだからか少し重心を下げる印象でMIKEが合うなぁと感じました。

2.Ozon8 Dynamics

<低域側>

<高域側>

マルチバンドコンプレッサーです。低音と高音に分けてコンプレッサーをかけることができます。
低域のほうがコンプは掛かりやすい設定になっていますが、リダクション的には高域側のほうが大きくコンプレッションされます。

普段はここで一気に高域を持ち上げて抜けを良くするのですが、今回の曲調では上げすぎると不自然だったので控えめのMakeUpにしていて若干抜けをよくまとまりを良くするような効果になっています。

3.Limiter

VocalのMIX最終段としてLimiterを入れています。
ダイナミクスの大きいパートなので発声の瞬間の母音など一瞬だけ音量が大きくなる部分が多くあります。
そのような部分はLimiterでバッサリと抑えてしまっても音質には大きく変化はありません。
(常にリミッターが掛かり続けるような設定は音質が変わってしまいます)

ここを抑えておくとマスタリング段階での音圧の上げやすさや一瞬0dBピークを超えたりといった状態を改善しやすくなります。

ボーカル補正

この段階までやってからボーカルのタイミングとピッチ調整とニュアンス調整を行いました。
使用ソフトはMelodyne Studioです。

Studio Oneではメロダインと連携していてオーディオトラックを右クリックしたメニューから即補正に入ることができます。
すっごい便利ですよね!!これだけでStudio Oneを使う理由になっちゃいます。。

通常の使い方の場合、トラックにメロダインをプラグインとして挿し、一度トラックを再生して読み込んでから補正します。
Studio Oneに慣れてるとちょっと面倒だなぁって感じちゃいますね。

私はMelodyneの最上位版であるStudioを使っているのですが、以下のように全トラック読み込んで一画面で補正します。
複数トラックをメロダインの中だけで切り替えながら補正できるのでいちいちDAW側を操作する必要がありません。
ちょっとお高いんですが便利ですよ!(以下は14トラックのボーカルを一気に補正しています。)

CELEMONY ( セレモニー ) / MELODYNE 4 STUDIO

メロダインはピッチとタイミングだけでなく一音ごとに音量も調整することができます。
ボーカルトラックに音量を書いてニュアンスや聞き取りやすさを調整する「手コンプ」という技術があるのですが、私はそれは使用せずにメロダインで音量を変更して調整します。

例としては
・オケとぶつかって聞き取りにくい音を大きくする。
・フレーズの頭を大きくしてアクセントをつける。
・大きすぎてコンプに当たりすぎてしまう音符の調整
・ボーカルが狙っている表現を受け取っての音量調整

これ、実際に歌を録ってみると分かるんですがボーカルって凄く微量な変化で音が変わってしまうしコントロールが難しいんです。
私は4年ほどボイストレーニングに通っていたことがありボーカルを録るうえで難しいなと感じる部分を何となくですが心得ているつもりです。

ボーカルトラックを聴いた感じで、ここにもう少しアクセントがあればもっと素敵だな、ここはこういう音量差で表現しようとしてるかな。っと感じる部分を調整していきます。

歌もの楽曲を主に頑張りたいミキサーさんは一度歌を習ってみるのもいいと思います。私としては凄くいい経験をしたと思っています。

オケの調整

ボーカルトラックの調整をしたらオケを少し調整していきます。
完成した2mixの場合、いじらない方も多いかもしれません。ですがボーカル調整に合わせて若干調整したほうがまとまりが良いですよ!

  1. NLS Channel
  2. T’Racks5 Bus Compressor
  3. AOM tranQuilizr

<FX>

  • RV_hall(QLSpace)
1.NLS Channel

オケの仕上がりや帯域バランスはとても好みで良い2MIXがされていると感じました。
その為、音や雰囲気を変えるよりは空気を揃えることに徹しました。

NLSについてはボーカルトラックとおなじMIKEを適用しました。
ボーカルより少し強めにかけて色付けを濃くしています。

2.T’Racks5 Bus Compressor

少しアコギやドラムトラックのアタックに気になるところがあったのでバスコンプを挿して整えてみることにしました。
設定はマスタリングバスコンプと同様にほんの少しリダクションし、アタックとリリースは早めにかかる程度です。
バスコンプの持つ質感も加わってなかなか落ち着いた感じになりました。

3.AOM tranQuilizr

2mix済みのオケ調整はマスタリングのようなものかなと思っているのでプラグインも主にマスタリングで使っているものを中心に使っていきます。

このEQもマスタリングで使うことが多いです。特に理由は無いのですが、使ってみたら音がいい気がした。です!

こういうところは私はアバウトなんですが知人のコンポーザーさんと話すと似たような使い方をしていることが多いので自分の耳を信用することにしています。

処理内容は、アコギの高音弦が少し耳に付く感じがしたので高域を若干下げました。
また、アナライザー的には2mix時にローカットは入ってるように見えましたがバスコンプで少し持ち上がってきていたので再度ローカットを入れました。

<FX>RV_hall(QLSpace)

今回のテーマ、ホールで演奏している。に対してオケがドライだったのでホールリバーブを入れました。
ボーカルトラックと合わせたときの空間的な違和感が減り、馴染みが良くなりました。

2mixにリバーブ?と思われるかもしれませんが、パラでMIXする場合でもホールっぽさを出すならドラムバスにリバーブを入れたり、ギタートラックやウワモノなどにも薄っすらとホールを入れて全体の空間を同調させます。

今回の場合は、特に違和感が出やすい低音の反響はEQで切ってあるので違和感なく空気感を足すことができました。

マスタリング

  1. Waves NLS Buss
  2. bx_masterdesk
  3. T’Racks5 Bus Compressor
  4. AOM tranQuilizr
  5. T’Racks5 Classic EQ
  6. Nomad Factory MAGNETICⅡ
  7. T’Racks5 Master EQ-432
  8. AOM Invisible Limiter G2
  9. AOM Sakura Dither

ど、どんだけプラグイン使うんだーー!!
理想を追い求めたら結構な数になってしまいました。順番に解説していきます。

1.Waves NLS Buss


ボーカルBUSとオケにも使用したコンソールシミュレーターです。

こちらのプラグインはバス版でして、プロジェクトで使っているNLS Channelの音量一括管理などができます。
私はコンプと各トラックのフェーダーで調整するのでこの機能は使っておらずプラグインによる色付けの用途で使っています。

NEVOモードにしてあっさりとした味付けにしてみました。

2.bx_masterdesk

最近発売されたマスタリング一括プラグインです。
実は発売前のデモバージョンを使ったものでして、現在は製品版のデモになり、試用期間を超過し私の環境では音が鳴りません。

お見せするパラメータもちょっと見にくいです(;・∀・)

コンプ、リミッター、ボリューム、ディエッサー、質感調整(低域や高域に音質を寄せていく)、フィルタ、EQ、MSイメージャーなどが付いています。

少し触った感じではコンプが4種類から選べて使いやすい感じでした。
今回の曲では、

  • コンプを選択
  • 若干ボリュームを上げる
  • 少し低域よりに調整
  • 高域のEQを上げる
  • 若干サイドに広げる

以上の処理を入れてみました。なかなか便利なプラグインでした。

3.T’Racks5 Bus Compressor

最終段階でアタック感を揃えるためのバスコンプです。
この処理を入れておくと全体的なまとまりが良くなります。

設定は、リダクションが軽く揺れるくらいに調整し、アタック、リリースは早めにします。
メイクアップによる音量は上げません。

この曲のバスコンプ処理については若干ボーカルのダイナミクス感がアグレッシブになりすぎた印象があったのでここで調整することにしました。
M/Sに分けて調整しています。画像はMの処理で主にボーカルを大きめに潰すためにスレッショルドを下げ目にしています。
Sについてはもう少しスレッショルドは抑えめにしており、ATTACKを1msとMより遅めにしています。

4.AOM tranQuilizr

次に不要なローをカットしました。
低音ガッツリのEDMなどで無い限りは30Hzより下は切ってしまって良いと思います。

30Hz以下がどのような音かというと音というよりは「ブオオオオ」って耳に張り付くような感じです。
再生環境によってはあまり聞こえないかもしれません。

5.T’Racks5 Classic EQ


ホールでの演奏をイメージしてMIXを進めていったのですが、リバーブが結構たくさん入っているのでサイドを見直すことにしました。

M/Sに分けてS成分(エフェクトの残響などが集まる部分)をローカットしました。

6.Nomad Factory MAGNETICⅡ

テープシミュレーターです。
ものすごい種類のテープをシミュレートしています。

レトロな音に?っと思いきやこのプラグイン、ものっすごくエキサイティングな音になります。
派手です。キメッッキメのパリピモードになります!

低域や高域の倍音を増幅させつつもサチュレートして丸めるようなイメージでしょうか。
結構雰囲気が変わってしまうのでもとの音と比較して慎重に使ったほうが良いプラグインです。

今回はできるだけEQは弄らず、色付けもほどほどに少し明るい音にしてみました。

7.T’Racks5 Master EQ-432

<S成分処理>

<M成分処理>

M/Sに分けたEQ処理をしています。

<M成分>

  • ハイシェルフ(高域を徐々に)をマイナス方向に
  • ローシェルフ(低域を徐々に)をプラス方向に
  • 120Hz付近 +1目盛り
  • 4000Hz付近 +1.5目盛り

低域を強調し、2mixの一番音量を感じやすい音域である4k付近をブーストしています。
低域は中心付近に、高域はサイドに調整していくとバランス良く感じるので私はこのEQでバランスを作っています。

<S成分>

  • ハイシェルフ プラス方向に
  • ローシェルフ マイナス方向に
  • 4000Hz付近 +3目盛り
  • 8000Hz付近 +1.5目盛り

こちらは低域を削って高域を中心にしています。
マスタリング処理でのEQはあまり大きくは攻めないようにしています。1目盛りでは僅かな差です。

8.AOM Invisible Limiter G2

最近流行りのリミッターです。アマチュアからプロまでほとんどのミキサーが使っていると言っても過言ではありません。
実に透明感をキープしたまま音圧を上げてくれるすごいプラグインです。

しかもです、AOMは1年ライセンスなどで使うことができるのでいきなり高価なお金を出さなくても使えます。
1年で5430円。これは助かります!私は全プラグインが1年使用可能なライセンスを購入しています。それでも11000円です。
どのプラグインもとても質が高いのでお得感が凄いです…

このプラグイン、QUALITYで結構音が変わります。上げれば凄くCPUに負担が掛かり重いんですがキレイすぎるかな?と感じることも多々あり、私は5が一番気に入りました。

T’Racksのステルスリミッターを使うことも多いのですが最近は浮気気味です。
ステルスリミッターは元気っ子という感じの音なんですがインビジブルは清楚ガールといった感じです。
お好きなガールをお選びください!(?)

9.AOM Sakura Dither

ディザーというプラグインです。ビット深度が異なる書き出しをする場合に入れておくとキレイな音で書き出せます。というプラグインです。
原音を変えない!のようなプラグインが多い中、この桜ディザーはタイプ選択によって音の雰囲気が変わるそうです(聴いてもあまりわかりませんでした!)
あとはものすごく小さい音など無音部分を完全無音にしてくれる機能も使えるようです。(AUTOBLACK)

ディザーはマスタリングの一番最後に挿します。これは出力をBitを変更した状態で出すためですね。
マスタリング用途に作られているプラグインにはディザー機能がおまけでついているものが結構あります。
それらは最後のプラグインだけディザーをONにして他はOFFにします。

今回の場合は桜ディザーが専用ディザーですのでその他プラグインのディザーはすべてOFFにしています。

音を積極的に変えるプラグインではありませんが、良質な音源を作るなら持っていて損はないですね!
Sakura Dither

あと見た目が可愛い。これです。可愛いのでテンションが上ります。とてもいいプラグインだと思います。

おわりに

アコースティックアレンジのボーカルMIXはいかがでしたでしょうか?
このMIX詳細については私の作業の一例でしかありません。

ミキサーの数だけやり方があります。
是非参考に取り入れて貰って試行錯誤し、皆さんだけのMIX技術を研究していってくださいね。

沢山経験を積んだだけ沢山のノウハウが溜まっていきうまくなります。
私も日頃から常にアップデートし続けています。

最初は上手くいかないことが多いと思いますが良い音を一緒に作っていきましょう!

※分からないことなどツイッターでもお答えできることがあります。
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